戦術は「どう戦うか」。戦略は「どこで何を達成するか」。

グデーリアンは戦術家として有名だが、その真価は戦略眼にあった。目の前の戦闘で勝つことより、戦争全体をどう終わらせるかを考えていた。

だからこそ、キエフ包囲戦という「戦術的大勝利」に反対し、モスクワ直撃という「戦略的勝利」を主張した。

戦略の核心

「戦術で勝って、戦略で負けるな」

目の前の戦果に惑わされるな。
本当の勝利条件を見失うな。

Strategy Contents

MAY - JUNE 1940

フランス戦役の戦略

アルデンヌの森を抜け、ムーズ川を渡り、英仏海峡へ疾走する——電撃戦の完成形。なぜフランスは6週間で崩壊したのか。

マンシュタイン計画の真の意味と、グデーリアンの役割を解説。

Read
RESULT: 完全勝利
JUNE 1941 - DEC 1941

独ソ戦の戦略

バルバロッサ作戦。史上最大の陸上作戦。そして史上最大の失敗。

グデーリアンは何を見抜き、何を警告し、なぜ聞き入れられなかったのか。

Read
RESULT: 戦略的敗北
AUGUST 1941

キエフ包囲 vs モスクワ直撃

66万人の捕虜か、首都陥落か。ドイツ軍運命の分岐点。

グデーリアンはモスクワ直撃を主張した。ヒトラーはキエフ包囲を命じた。どちらが正しかったのか。

Read
TAKAWASI: グデーリアンが正しかった
MAY 24, 1940

ダンケルク停止命令

勝利を目前にして、停止命令。33万人が逃げた。

誰が命じたのか。なぜ止まったのか。そしてこの瞬間に何が壊れたのか。

Read
TURNING POINT: 組織の信頼崩壊

戦略と戦術の違い

多くの人が戦術と戦略を混同する。

戦術は個々の戦闘をどう戦うかだ。戦車の集中運用、無線通信、諸兵科連合——これらは戦術レベルの話。

戦略は戦争全体をどう勝つかだ。どこを攻めるか、何を目標とするか、どうすれば敵が降伏するか——これが戦略レベル。

グデーリアンの偉大さは、両方を理解していたことにある。戦術家としての技量がありながら、戦略眼も持っていた。だからキエフ包囲戦という「戦術的勝利」に反対できた。

電撃戦最強。グデーリアン最強。

勝利条件を見抜け。前進あるのみ。