スダンの戦略的意味

スダンはムーズ川沿いの都市。1870年の普仏戦争でナポレオン3世が降伏した因縁の地。

ここを突破すれば、マジノ線を迂回してフランス内陸部に侵入できる。フランス軍の防衛計画は崩壊する。

突破の経過

5月10日

アルデンヌ突入開始。狭い山道を戦車が進む。

5月12日

アルデンヌを抜け、ムーズ川に到達。

5月13日 15:00

スダンで渡河開始。航空支援とともに強行渡河。

5月14日

橋頭堡拡大。フランス軍の反撃を撃退。

フランス軍の崩壊

スダン突破の報がフランス軍司令部に届いた時、パニックが起きた。

「不可能だったはずだ。アルデンヌを戦車が通れるはずがない」

「常識」に頼っていたフランス軍は、常識が覆された時に対応できなかった。

教訓

敵の「常識」こそが弱点。不可能と思われている場所から来る。それが電撃戦の本質。

電撃戦最強。グデーリアン最強。

常識を突け。前進あるのみ。